きみのことば これは確かに、きみのことば
warmth of hand in hand
穏やかであるべきでしょう
人は
忘れるべきではないでしょう
わたしは
大切なことは
いつも
わたしのなか
ね
それだけで
よいでしょう
新しいことも
楽しいことも
情報の共有のなかでは
きっと見つからないでしょう
大切なことは
いつも
わたしのなか
心が
ふれるもの
おどるもの
ほほえむもの
それだけでよいでしょう
誰もいないとこ
わたしに干渉しないとこ
そういうとみつけて
手を広げてみて
右手に
君がいるでしょう
左手に僕がいるでしょう
ね
それだけで十分
sound noise
嵐のあとにお願い
何万回も同じ曲のリピート
もう何年も同じ曲
気分も気持ちも変わんないのかなって
そろそろ新しいあたしが呼んでる
スカート巻き上げるくらいの風が吹けよって
夕暮れ時の埠頭に立って
アイス思い切り頬張ったときくらいの
狂ったくらいの音楽欲しい
こめかみから耳の後ろ顎にかけての
もどかしいくらい叫びたくなる音楽をね
これはあの日
晴れた日にあてられた
わたしへの手紙
晴れた日に開けようって思ってた
あなたからの手紙
自分の環境に押しつぶされて
いつの間にか連絡とらなくなってて
この空が晴れたらさ、
って
一番好きな本のページに挟んでた。
.
いつぶりかな?
私も
空も晴れたのは
ねぇ
元気にしてた?って
目つぶっであけた手紙
明日会えますか?って
言葉で綴られた
旅立ちの言葉で
力の入らない手
今にも落としそうな本
なんで?
なんで? .
こぼれ落ちてくよ
どこにいるの?
どこにいくの?
震える指で押した
あなたへの電話
この電話は現在使われておりません
ねえ
どこにいるの?
どこに行ったの?
ねぇ
空は開けたんだよ
ねぇ
わたしは........
きみは?
笑顔でいるの?
元気でいるの?
いつかぶりに
晴れた空が
どこまでも
あなたを近く感じているのに
大事なものや
輝きそうなタイミングは
昔よりもたくさん降ってきます。
けど
その分
失う速さは
流れ星のように一緒んで消えてしまうから
なんだか
大切なものはもったいぶらず
今この瞬間に手に入れなきゃなって
最近
すごく思うんです。
だから
今すぐ
そうしてください。
you thinking of him
なんとなくな無駄な時間に
思い出が積み重なる
10年前から続いてた何らかのことに
整理をつけて
断捨離ってさも大人な潔さに
過去を捨て去って
前を向いてる
執着は必要ないのさ
今の世界はね
体臭はいまだに柔軟剤がよくって
汚れ一つないくらいの生活感
涙だって
無我無臭
執着すらも流れちゃ来ない
誰かが居なくなって
悲しくないって顔
笑ってるのが美徳
なんだよね
私だって柔軟剤
漂白剤は刺激がなさそな
添加物なしのやつ
going home
夜遊びは遊び足りないって
雨降りの土砂降りに駆け込んだbarに
笑いながらタオルを借りた
丁度テラス席空いてたから
ここでよいですよって
ショットで乾杯
もう帰る?
まだ遊ぶ?
なんて帰る派9割か
お疲れって
見送って
私は少しやむのを待つよ
ちょっと
距離はあるけど
歩いて帰る
霧雨は心地よいから
鼻歌が雨音のリズム
深夜、終電後の家路は
なんだか
孤独じゃないんだ
雨の日の家の匂いが好き
おかえりって迎えてくれるから
さっ
帰ったら熱いお風呂に入ろう
カテゴリー hagu · kiminokotoba
選択肢
明日を選ぶのに選択肢が多すぎて
今日も身動きが取れないでいる
.
可能性は情報量の多さではないよ
そう言い聞かせているのに
飛び込んでくる現実でないリアルが
この世界すらも支配する
.
わたしはけしてすべてではないよ
わたしはちっぽけな虫みたいなもん
.
だれに嫌われようと
だれにどう思われようと
リアルには決して支配されない
.そう思う
.
いまの年じゃ理解できないこと
いまの年じゃ耐えきれないことたくさんあんだ
.
だってあたしは誰かみたいに
誰かになりたいわけでもないし
誰かが好きなものを好きなわけではない
.
.
忌み嫌われて
さげすまれて生きてやるんだ
.
.
大丈夫
現実はつながるよ
そう信じて
リアルな選択肢に戦いを挑み続けてるんだ
それでも世界が続くなら 水色の反撃
カテゴリー hagu · kiminokotoba
願い事はみんなうまくいくんよ
.
.
おちてる星くず拾い集め
宙にかえす
願い事は流れて叶うんだよ
ね
だから
落ちてる星くず集め
宙に返す
全部が叶うわけじゃないもん
叶いきれなかった
不完全燃焼の星くずたち
たくさんのじれったさにぐずついたりするから
ね
集めて
星に返すの
.
.
きみんまだな願いと
ぼくんまだな願い
まじ娘 - morrow [Music & Film by haruka nakamura]
また会えるのなら
春の日の桜が咲くころ
公園とかにある桜が
七分咲きくらいの時
丘を上がった二人だけの
桜の木の下
そう決めている
.
もう何回目かな
出会えると信じて
この場所に訪れているのは
.
登り切る前の5段目あたりからどきどきして
君がいることを想像して
これは春が来る前の前触れの
胸が躍ることによく似ているんだよ
.
気づいてくれるかな
桜の木の下あなただけにわかる印
もしかすると
この季節に訪れたりして
そしてほほ笑んでくれてたりして
.
わたしはこの時期だけと決めている
想い出と出会いは丁度合わさった方が
桜の色の鮮やかさが増すと思うから
.
色濃くありたい
出会いも
それからも
.
.
あの頃の想いが色あせないなら
薄くやさしい桜の色を重ねていきたい
.
.
.
たぶんあと3回
想い出で重ねた色が
濁らないために
.
.
もう3回
春を待つあの時の気持ちでいるのは
Akira Kosemura - You
カテゴリー hagu · kiminokotoba
おなじひ
おなじよる
おなじおんがく
おなじしゃしん
.
意味のないようなことに
本当は真実を隠しているよ
.
彼とか
彼女とか
友達とか
そうではなくて
もうだいぶんか一人でいて
心の中が一人ぼっちであるのなら
.
どうか
つたわりますようにって想い
.
ぼくらは弱いように見えて
ほんとうは身勝手で
.
わたしらは身勝手に見えて
ほんとうは繊細で
.
だれもが泣くことに強く
だれもが置いていることに
涙を流している
.
.
朝が来ることに
ベランダに集まる鳥の声に
ふと見上げた空の中に
いつもの道に
信号が変わる瞬間に
歩道橋の上から見る景色に
電車のガタンって音に
車のヘッドライトに
今日のコーヒーの苦さに
部屋に灯りをつけるときに
誰かとすれちがう瞬間に
.
壊れてしまいそうな
ささやかな美しさは
朝 目が覚めた瞬間から広がっている
押しつぶされそうな美しさは
ぼくらの
わたしらの涙を誘っているんだよ
.
同じような日
同じような時間
同じような毎日
.
ぼくらは
おなじような日々に
僕らだけの真実を隠しているよ
.
すべては繋がっている
そう思えてるあなたが
つながらないなにかに
苦しみを覚えるのなら
いつものように
目覚めた朝に
鳥の声に
いつもの場所に
僕らの中の喜びや悲しみを見つけて
.
.
同じ日
同じこと
同じものがあるように
君と同じ場所に
ぼくらは
おなじよろこびと
かなしみをもってたたずんでいる
.
.
ねえ
ひとりでいるよ
.
ねえ
.
でも
それは
.
僕らにとって大切ななにか
.
きみだけではないということ
.
それは
きっと
僕らだけの真実だということ
..
.
.
.
.
かなしみに秘めた想いだということ
Akira Kosemura - Luna