居場所
しばらく来てない間にいつの間にか
小さな展示室ができていました
雑多に整えられたといいますか
田舎のおばあちゃのお家を回って
裏側にある離れのような場所に
その展示室はありました。
まるで茶室のようです
開ける『◎からお入り』と書いており
自然と目線が下に
丸い金色を横にスライドさせると
丁度かがめた隙間から中の世界が広がっていました
久しぶりに見るきのうさんの子供たち
ですがみんなお母さんやお姉さんみたいに
優しく包んでくれそうなそんな
入口の子を起こさないよう静かに室内に
居場所さんの展示室はほんと寝転がりたくなるくらい
居心地が良い
この子たちもみんなそんな風
なんだか朝が明けるころから日が暮れてもいたくなるような場所です
妖精たちが海をわたって羽を休めてる
そんな感じのきのうさんの「自然の人形」展でした。
「らしさ」
なんてのがほんと難しい
主張せずに内面から出てくるような
そんなものを
なんてことは
居心地のある場所も
居心地を感じる作品も
なんだかとても
力をくれた一日でした。
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