水面に糸がかかる
それは水の波紋
ようこさんの糸掛けは見事に美しい。
糸掛けにつながるライブペインティング
その美しさに添えるPainting
多分描きすぎても殺してしまう
そう思う中
ライブを静かに始めてみた
事前に用意してた色は
赤、白、橙、青
無意識に無意識に色を走らせる
始まってみると
青一色
それに白を添える
かかる糸
それを邪魔しないよう
円を描きながら青で埋める 埋める
ライブは無意識だ
意識をなくす作業を永遠と繰り返す
その前の準備は
イメージだけ
後は無心に色を走らせる
Painting終わってみれば水のよう
多分無意識のうちにそうイメージしていたのだろう
そこに静かにたたずむ
ようこさん
彼女はたたずまいから美しい方
雨が水面を打つ
イメージはそうである
金槌の音が静かに響く
雨音
その雨が水面にたくさんの波紋を浮かべる
糸掛けがまるでその波紋を結ぶかのように
水面をつなぎ合わせる
水の縁
共鳴
糸は水の音を奏でるように広がっていた
解釈はそれぞれ
これが自分だけの作品ならば
解釈など生まれてないのだけど
美しく掛かった糸の音色は
そう感じずにはいられなかった。
一日通して盛りだくさんな二人展
あっという間ではあったけど
終始静かに穏やかな一日だった
遠い中足を運んでくれた方
そして
その日見に来てくれたすべての方に感謝
終わってみれば今年見る
初夢のよう
目覚めた朝の酔いしれに似ていた
haku/二人展でありました。
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