思いがけず 偶然見つけた宝物と
いっぱい努力して手に入れた宝物では
比べるものではないのだろうけど
どちらに本当は価値があるのだろうとか
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迷い込んだ街路時の
路地裏でこっちを見てたクロネコ
追いかけて見つけた猫のうち
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電線の五線紙に並ぶ音符のように
とまってた雀たち
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夕日に映る
渡り鳥の影たち
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追い求める前に
偶然があって
あのとき見つけた
どきどき
そんなものを
点線でなぞる文字帳みたいに
自分ってノート作り上げて
積み上げていってんだろうな
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努力したものに未練などないから
執着は歯がゆさにてて
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ずっとずっとね
路地裏迷い込んで
知らないとこ一人で
飛び込んで
点線で起こす新しい文字
そんな宝物探してい続けたいんだ
って思うんだ
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