ビルとビルの間の誰も来ない日陰の場所は
教室の窓際の後ろから3番目あたりくらい
誰にもきづかれない場所だ
クラスの中心にいるやつらとも
見つからないように見をひそめているやつとも
先生に一目置かれているやつとも違う
誰からも丁度良い適当な場所だ
窓開けたときの風が心地よいなって
隣のクラスの体躯の授業眺めてた
たぶん気に入った子
いたっけ?
まあ
そんな自分事
誰にも話さず教室の後ろから三番目
なんて
ビルとビルの間の風は
あの時の心地よさに似ている
コメントをお書きください