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さっちん

アラーキーことarakiさんの取る写真がすきだ。とくに『自然』『花』が好きだ。

荒木さんの写真のある2面性みたいな。水と油、生と死、静と動、大人と子供、きれいなもの、汚いもの。

儚さや、尊さや、生きるすべてのことが凝縮し共存しているようで・・・

 

今回のご紹介は、荒木さんが1番最初に撮った写真、

 

 

『さっちん』

 


荒木さん良いな♪ 

※10/15 penにも75歳を迎えた荒木さんの「切なくて、アラーキー」記事が組まれている。


『さっちん』

寂しかないよ、友達いっぱいいるもん! 弟・マー坊を従え、団地狭しと駆け回るさっちん

昭和30年代の子ども達の、溢れるような笑顔を活写する第一回太陽賞受賞作。


詳しくはこちらの方に荒木さんのインタビューが掲載されています↓

神戸学校



子供たちと遊びながら撮ったという写真集「さっちん」

子供たちのイキイキと生きる姿が映し出されている。

前にも書いたのですが、

発展途上国に見る、子供たちの表情はまさに

生命に満ち溢れていて、貧しくも、瞳の輝きと

笑顔は宝石のようである。


さっちんに見る昭和30年代日本の子供たちの

姿にも同じものが映し出されていて

これほどまでに自由に笑い、汚れ、走り、飛び、あそぶ姿は

今成長を遂げたといわれる日本にはないものな気がします。

男の子も女の子も泥だらけ、

子供は汚すのが仕事で、すべてに未来がある。


2年ぶりに棚から出して、振り返ってみてみましたが

なんだか勇気がもらえる写真集だなって思いました。