今年の5月からお客様の看護士さんにお願いして
患者さんにカットではなくシャンプーをさせてもらいに
出かけることとなりました。
もうだいぶん前から考えてたことで
きっかけは近くにある病院に入院してらっしゃる患者さんが
抜け出してシャンプーしに来られるようになった
というのが最初だったのですが
そのあと近くに住んでらっしゃって
なかなかカットの行けない方への出張カット。
その時にシャンプーできなくて気持ち悪そうな姿を見て
っていうのが最初のきっかけです。
決意したのは去年です。
お店をやることは出会いもあれば別れもあって
去年一昨年はいろんな意味で別れが重なって…
どこもそうでしょうが
P'sも闘病生活をおくってるお客様
何人かともに戦っています
(あえて戦ってます)と書きますね。
なんだか、、、お別れすることになった方が重なって。
本人ではないですし、家族でもないのに
共にとはおこがましいですけど・・
いろんな書きたいことありますが、、、
それでご家族の方がおっしゃられた言葉が
「あ~最後にシャンプーしてもらえばよかった。」
いままで何やってたんだろう。っておもいます。
もちろんこの気持ちを今のお客さんに!って気持ちが
いちばんですけど、
それで最初に思ったように
病院あたってみようって。
病院もなかなか体制や、現場のことあって
難しかったのですが、一つだけ
お客さんのところの病院が了解してくれて行けるようになりました。
「緩和ケア」の病棟です。
お客さんの看護士さんと、看護師長さんに
思い伝えて、
どうしよう、どんなふうにできるようにしよう。
なんて真剣に考えてくれて
これが必要?
これはどうかな?
なんて患者さんのこと思って真剣に考えてくださって。
いろんなこと試しましたが
これば一番いいかもっていう風に決まりました。
「緩和ケア」の病棟なのですべてが個室になっているので
個室についてるドレッサーの蛇口にホースつなげて
シンクにタオル引いてストレッチャーという
緊急移動用のベットをつける。
移動とかを考えるとこれが一番ベストかという風になって
初日空いてる部屋がシャンプースペースに早変わりで
「あら♩こんなとこできたの?」なんて患者さんもびっくり!」
初日は、3人。最初なので不慣れな中shampooさせていただきましたが
皆さんほんとに喜んでいたと、とおっしゃってくれました。
そのへんはまた次回書きます。
一番感じたことは看護士さんの
患者さんに対する想い。
どうしてあげればこちらも、そして患者さんも
心地よくシャンプーを体験していただけるか?
と、言うことを真剣に考えてくださったこと。
看護士さんは大変と一言では言いますが
実際に見て感じると本当に頭が下がる思いです。
またどうやったら気持ちよくシャンプーしてあげれるかを
真剣に考えてらっしゃって
(シャンプーは看護学校の時に練習するだけとお客さんの看護師さんが行ってらっしゃいました)
このへんも含めて改善進化して行こうという意識のたかさにはびっくりです。
本当に学ぶべきことの多い時間になりました。
きょうで4回目
2回目以降に感じたことはまた次回書きたいと思います。
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